「マネーボール」 screen
タイムリーに見たくて意気込んで初日に行きました(・∀・)
(最後ネタばれあるので要注意!)
野球界の裏側の話でっせ。特にスカウトとか人事のお話でっせ。
国内では”清武の反乱”が起こっている真っ最中だし、ついこの前のドラフトでは”菅野くん”をめぐる動きでスッタモンダだし、わが愛するF球団の監督辞任劇のモヤモヤも解消されないまま新監督が決まっちゃたし、、そんなこんなで純粋に野球を楽しみたくても余計な裏情報ばかり耳にはいってもうウンザリ!、、と思っていたところにこんな映画が公開された。
最初「マネーボール」っていうから金で選手を動かす映画か、、と勝手に思い込んでいたけどその逆でした。弱小貧乏球団アスレチックス(知らなかったけど)が20連勝を達成して常に上位に食い込むチームになり再建を成功させたゼネラルマネージャー(GM)のお話です。
大金を持っている球団(ヤンキーズとかRソックス、日本のG)はお金の力で優秀な選手を買う(聞こえが悪いね。モノと同じか、、)ことが出来るけどお金のない球団は何か別の方法で強くしていかなければならない。それが主人公のビリーGMが追求した「マネーボール理論」でした。
徹底したデータ重視の方法で選手を獲得していく様は見ていてワクワクする。つい我らがF球団の選手のデータを思い出したりして。そか、、出塁率を最大重視、、いいんでないの、糸井クンがいるし、、一方投手は防御率や打点、勝率よりも奪三振、与四球など投手自身の責任性を重視する。これもトップはやっぱしダルちゃんに決まりよね。
F球団のことははさておき、この映画ではいかにGMが力を持っているかってことが改めてわかったのさ。最初はブラピ演ずるビリーが”何でこんなに強気な態度とれるの?”と思っていたけど話が進んでいくうちに監督は選手と同じく雇用される人であって、オーナーは単にお金出す人で、人を動かす力を持っているのはなんといってもGMだということがわかった!それならどこだかのN会長はGMでもないのに何でいつも口出しすんのよ?もう~一言一言で球界全体を動かしているのかと思うとやんなるねぇ~
最後は高額の条件でビリーはRソックスに引き抜かれてもポリシーを貫いて今でもアスレチックスにいるそうです(素敵)
ブラピの映画でも派手ではなく娯楽大作ではないけれど野球好きには面白く見れると思います。渋いオヤジになったつもりで見てください
「マネーボール」 2011年 アメリカ
【監督】 ベネット・ミラー
【原作】 マイケル・ルイス
「マネー・ボール~
奇跡を作った男」
【脚本】 スティーヴン・ザイリアン
アーロン・ソーキン
【製作】 ブラッド・ピット他
【主なキャスト】
<ビリー・ビーン> ブラッド・ピット
<ピーター・ブランド> ジョナ・ヒル
<タラ・ビーン> キャスリン・モリス
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