「ラビットホール」 screen
お待ちかねレディスデーの日、今週はニコール・キッドマンの「ラビット・ホール」を見ました。予告でちらっと子供を亡くした夫婦の葛藤うんぬん。。とあって子供に縁のない自分にとってはあんまし、、と思いましたが「ラビットホール」というタイトルに興味がわきました。不思議の国のアリスに何かつながる??
この映画はN・キッドマンが同名の戯曲に感銘を受けて自ら製作、主演したものです。N.・キッドマンという女優はなんとなく興味のひく不思議な映画に出ています。ノリーナ的には「ステップフォードワイフ」とか今回の映画のようにごく普通の主婦の役の二コールがいいなと思います。それがごく普通の主婦のようでありながらどこか不安定でこわれやすそうな精神状態の主婦。。それにニコールにはあまり女性の色気は感じない(男の人から見るとわからないけど)原因があってーそれがどうしてかなぁと考えると表情が人形みたいなんです。笑っていても目が笑ってないんです。つまり顔がこわいんです。ハハハ、、こんな風に感じている人いるかな?それでも何か惹かれるのはやっぱ演技がうまいせいかもしれません。この映画でもかなり精神がギリギリ破裂する寸前状態のはりつめた感情をよく表現していたと思います。息子の加害者である青年との出会いからそれが不思議とお互いのやすらぎに変わっていく様は”え?なんで?”と思いながらもそれがあたかも自然であるように共感を覚えてしまうから不思議です。
青年を通じて知った”パラレルワールド”のことも考えると面白いですね。本当に実在するんでしょうか?別の世界で生きている自分~~あ~難しすぎるぞ(-"-;A
夫役も好感がもてました。なんかどっかで見ているなぁ。。
「ラビット・ホール」 2010年 アメリカ
Rabbit Hole
【監督】 ジョン・キャメロン・ミッチェル
【脚本・原作】 デヴィッド・リンゼイ・アベアー
【製作】 ニコール・キッドマン他
【主なキャスト】
<ベッカ> ニコール・キッドマン
<ハウイー>アーロン・エッカート
コメント 0