「アリス・クリードの失踪」 DVD
劇場公開時から気になっていた密室型心理サスペンス。
富豪の娘アリスが二人の男に誘拐されて閉じ込められる。
そしてそこから3人のやりとりが始まるんですが出演者はなんとこの3人のみ!しかもこの密室内の会話だけで進んでいくんですからほとんどシーンの変わらない舞台劇を見ている感じです。
ただ違うのは映像がアップになって各自の次々と変わる表情や身振りを観察しながら次の展開を読み解くスリルがあるわけですよ。
冒頭から音も会話もない状態で誘拐の準備を綿密に手際よく進めていくシーンは短いカットの連続で”カッコイイ映画だなぁ~”なんてワクワクしちゃうわけです。
でもそれがすぐドキドキに変わる。DVDで見ていても驚きと緊張の連続です
3人の関係が明らかになるにつれて二転三転するので気が抜けない。
ということで確かに見ている時は意外な展開の連続で面白いんですが最後は、、まあ、、こんな映画にありがちな裏切り、破滅につながっていいしれぬ焦燥感にとらわれることに、、(終盤に近づくにつれてある程度は察しがついてきます)
さてこの映画の中には愛はあったのでしょうか(??)
愛はどんな映画の中にも欲しいな。
「アリス・クリードの失踪」 2009年 イギリス
「The Disappearance of ALICE CREED」
【監督・脚本】 J・ブレイクソン(長編第1作目)
【キャスト】
<アリス・クリード> ジェマ・アータートン
<ヴィック> エディ・マーサン
<ダニー> マーティン・コムストン
2012-03-25 17:29
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