「バガー・ヴァンスの伝説」 on TV
暑い時は家の中でジッとしているに限る。ていうか外に出る気にならない。家の中でもエアコンがあるわけでないので暑くてだるくて動けない。。1日中ほっちゃれた魚のよう。。。って働いている方たちには蹴飛ばされそうですね。で、こんな時見たのが録画していたこの映画。
ロバート・レッドフォード監督、1930年代アメリカで活躍したゴルファーのお話。バガー・ヴァンスはゴルファーの名前ではなくてキャディの名前です。まだイギリス紳士たる恰好で行っている初期のゴルフはもち、道具もゴルフ場の整備も現在には及びもつかない状態で行われていた。それゆえ技術力が今よりももっと要求される時代だった。ゴルフは全然興味がないので”え、ゴルフかぁ。。”と思っていたけれどロバート・レッドフォードの主演した「華麗なるギャッツビー」のようなノスタルジックな背景と雰囲気に魅了されて一気に見てしまいました。戦争で傷ついて恋人もゴルファーとしてのキャリアも失ったジェナの前に一人のキャディ、バガーが現れます。このゴルフの神様の代人のような、、守護神のような役を演じるのがなんとウィル・スミス。ははは、いい役、夢か現かの役にあの柔らかい笑顔のウィルはよかった(まだ今ほど濃くないし、、)。それにマット・ディモンも結構好感のもてる感じでいいのですよ。「オーシャンズ11」の頃のマットはおバカっぽくって好きになれなかった俳優でしたけど、そう、「インビクタス」のサッカーをしているマットもよかったし、、スポ根ものって俳優を輝かせるのかしらねぇ。子役の俳優もよかったけどその後彼は何かに出演しているのかなぁ?数か月前にラグビーのプロチームの結成初期を描いた映画を見たけど、何のスポーツでもその成り立ちの頃を背景とした映画は面白そうですね。心を無にして自然と自分を調和させ風を感じてプレイする。。ゴルフだけではなく何にでも(スポーツ以外でも)当てはまりそうです。とても日本の精神に通じますね。
ジェロと共にプレイしたヘーゲンやボビー・ジョーンズは実在したゴルファーだそうです。
ロバート・レッドフォード監督の作品は地味だけどさわやかに心に残る作品が多いですね。
「バガー・ヴァンスの伝説」 2000年 アメリカ
The Legend of BaggerVance
【監督】 ロバート・レッドフォード
【脚本】 ジェレミー・レヴィン
【製作】 ジェイク・エバーツ他
【製作総指揮】 カレン・テンコフ
【主なキャスト】
<ジェナ> マット・ディモン
<バガー・ヴァンス> ウィル・スミス
<アデル> シャーリーズ・セロン
<ハーディ少年> J・マイケル・モンクリーフ
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